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不労所得を得るためには株式投資!

不労所得を得るためには株式投資は欠かせません。ですが、株式投資をしたことがない人は「株式投資ってそもそもなんなの?」、「どうやって始めればいいの?」、「借金をする可能性はないの?」など様々な不安があると思います。私も株式投資を始める前は同じことを思っていました。

そこでこの記事では株式投資とは何かについて解説します。株式投資の始め方は別の記事で解説しているのでぜひ読んでみてください。

早速、冒頭の疑問に対する結論は、

  • 株式投資は会社の株を買って配当金や株価の値上がり益によって利益を得る投資方法。
  • 株式投資の始め方は証券会社で証券口座を開設して株を買うだけ。
  • 株式投資で借金をすることは現物取引だけしていればあり得ない。

それでは解説していきます。

株式投資とは

株式投資とは企業が発行する株式(以下、株)を購入して、その企業の成長や利益に応じてリターンを得る投資方法です。

そもそも株とは「企業がお金を集めるために発行している証券」のことです。この証券を買うこと(企業に投資すること)で株主(株を購入した人)となり配当金などを受け取れる権利を得ることができます。

簡単に仕組みを図で表すと

このようになります。一連の流れとしては

  1. 株の売買を仲介している証券会社に「〇〇株式会社の株が買いたい」と注文をする。
  2. 証券会社は注文された分の株式を投資家に発行し、受け取ったお金を株式会社に渡す。
  3. 株式会社は受け取った資金を使って事業を実施する。
  4. 株式会社は業績に応じて株主優待配当金を投資家に還元する。

というものです。

株式投資のメリット

次に、株式投資をすることで得られるメリットを見ていきましょう。

  • 配当金がもらえる(不労所得)
  • 株主優待がもらえる(一部の企業)
  • 資産が増える可能性がある

株式投資をすると持っている株に応じて配当金がもらえます。つまり不労所得を得ることができます。1,500万円投資して平均利回り4%で運用をすることができれば、年間60万円の不労所得を得ることができます。また、一部の企業では株主優待といって自社商品の詰め合わせパックや、割引券などが受け取れる企業もあります。さらに、投資した企業が成長した場合などは所有している株の価値が上がり資産が増える可能性があります。例えば、1株1,000円の時に100株で買ったとします。その後買った株が1株1,500円に上昇した場合、資産は50,000円上昇したことになるということです。

株式投資のデメリット

メリットの次はデメリットも見ていきましょう。

  • 資産が減少するリスクがある。
  • 時間と最低限の知識が必要である。

株式投資のデメリットは資産が減少してしまうリスクがあるということです。メリットの例の逆で1株1,000円で買った株が1株500円に下落した場合、資産は50,000円減少したことになります。また、他のデメリットとして株式投資で資産を増やすには長い時間が必要であることが挙げられます。株式投資の平均利回りは5%と言われており、100万円投資した場合でも1年後に105万円にしかならないため長期での運用が必要です。さらに、株式投資では最低限の知識がないと損をしてしまう確率が高いといったデメリットもあります。

デメリットの考え方

ここまで株式投資について読んでみてなんとなくデメリットの方が多いような気がするかもしれませんがここでデメリットについて考えてみましょう。

デメリットの資産が減少するリスクについては資産が上昇する可能性もあるということと、投資先を考えること、自身のリスク許容度に合わせて投資をするということを考えましょう。

例えば、資産が500万円あるうちの100%を銀行(平均利回り0.02%)に預けた場合、資産が減ることはないですが、増えることもありません。ですが、資産の50%の250万円を株式投資(平均利回り5%)に回した場合、一年で12.5万円増やすことができます。この時仮に株式投資で損をしてしまっても残りの250万円は残っているのでリスクのバランスを取ることができます。株式投資で投資金額すべて無くなるということは投資先の会社が倒産するなどの事態が起こらないとあり得ないのでめったに発生しません。

次に時間がかかるというデメリットについてですが、短期間で大きな利益を出そうとするとその分リスクも大きくなってしまうのでリスクを抑えるために長期目線での運用を考えます。また、投資金額が大きくなればなるほどリターンも増えていくのでリスク許容度内での追加投資をどんどんすることで時間のデメリットをカバーしていきます。

最後に最低限の知識が必要というデメリットについては、株式投資の仕組みや商品の種類、投資先の決め方、リスクとリターンについてなど学ぶことでカバーをしていきます。

株式投資で借金をすることは現物取引をしていればあり得ない

最後に多くの人が疑問をもっているであろう株式投資で借金をすることはないのかついて解説します。

結論でも述べましたが、現物取引だけをしていれば借金をすることはありません。株式投資には現物取引、信用取引、先物取引といった種類の取引方法があります。

現物取引とは自己資金の範囲内で行う取引のことです。例を挙げると証券口座に100万円あるとき、買うことができる株の金額は100万円までです。これを超える場合は買うことができません。

信用取引、先物取引とは簡単に言うと証券会社から現金や株を借りて行う取引のことです。信用取引や先物取引では借金を負うリスクがあります。

まとめ

この記事では株式投資について解説をしました。ポイントは

  • 株式投資は企業が発行する株を購入して、その企業の成長や利益に応じてリターンを得る投資方法である。
  • 株式投資のメリットは配当金がもらえる、優待がもらえる、資産が増える可能性がある。
  • 株式投資のデメリットは資産が減る可能性がある、時間がかかる、最低限の知識がいる。
  • デメリットについてはリスク許容度にあった金額を投資に回すことでカバーする
  • 現物取引だけ行えば借金をすることはない

この5つです。これを踏まえて次は実際に投資家デビューをしていきましょう。始め方を解説している記事もあるのでぜひ読んでみてください。

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